2012.10.21
ありがとう
先日、12年間飼っていたインコが天国に行きました。
私が10歳のお誕生日のときに高鳥家に来て、私が22歳の誕生日のちょうど一週間後に亡くなりました。
たかが鳥って思うだろうけれど、されど鳥なんですよね。
お喋りな子だったので話しかけてきたり、ピアノ弾くと歌ってたり、水浴びしたり、肩で寝ちゃったり、床走ってたり・・・
そして私が小学校、中学校、高校、大学と成長していったのをずっと見てきたわけです。
普段生活していても思い出さないのに、死んじゃう時になると走馬灯のように思い出が次から次へと出てくるんですね。
あーあの時もいたんだ。って。
ちっぽけな小鳥だったけれど家族を12年間も癒してくれて、本当にかけがえのないものをもらいました。
12年間もいたので、いて当たり前の存在でした。でも”当たり前”ってことが一番の奇跡なんだなって思います。
動物でも人でも死に直面するってことは生を直視することでもあるって私は考えていて、こういう経験はとても辛いけれど必ず自分の糧になっていくでしょう。
同じ時間を歩めなくなってしまった、でも、他の時間軸で私達のこと見守ってくれる人が増えたって思えば心強いです。
私は天国も輪廻も信じているので、またいつか姿は違えど出会えたらいいなーって。
12年間本当に本当にありがとう。お疲れさまでした。
きっとこの先何年もしたらこの気持ちも薄れてしまうんだろうなって思って、でも忘れたくないことなので、せっかく与えて頂いたこのページに残すことにしました。お目汚し失礼致します。