2012.10.01
<第三十四席目 天空の調和>
ピタゴラスって数学の人でしょうか!そうみたいですが、そうでないみたいです!
ピタゴラスは音階を作った人、なんですって
ドレミファソラシド
彼はこの世界の美しいと思われるものには必ず秩序が存在するっていいました
数も美しいのかしら、
確かに、数には秩序がある
ピタゴラスさん、その他に美しいものはなんでしょう
例えば人間の人体、精神と肉体のバランスがとれて美しい
例えば宇宙、太陽の周りを惑星がまわって、惑星のまわりを恒星がまわって秩序立ってるもの、美しい
例えば音楽、音階には数学的な秩序があるから ド・ミ・ソとか、和音もそうです、音も数の原理が支配しているって
音楽と数学はこんなに寄り添っているものだったんですね
彼は世界の至る所にハーモニがあって、それは秩序立っていて、だから人がそれを見て美しいと思うのだ、といったんです
これをハルモニアムンディという言葉で表しました
ハルモニアが調和 ムンディが宇宙
わたしたちの頭の上の、天空の調和
それからもうひとつ素敵なこと
宇宙も秩序で満ちているからそこには音が溢れているはずなんだって、
輪っかをこうやって、早く回すとビュンビュン高い音が出たり、ゆっくり回すと低い音が出たりしますでしょ
そんな感じに
惑星もきっとそれぞれ音程を持ってるのだと思うと、宇宙がもっともっと素敵な場所に思えます
地球はどんな音でしょう、どんな音の上に私たちは生きているのかしら
とりべ